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「魔力はどうする?」
「マイナス無限」
「は?」
「だ・か・ら、マイナス無限。意識して魔力を吸い取ることができる。無意識発動無しな」
「う、うん。わかった。他にはいらないんだね?」
「あ、ニキビとか出来ない体質にしといて、どっかの戦闘民族みたいに若いのが保たれて、年老いてもカッコ良くなるようにしてくれ」
「うわっ、世の女性の憧れ!?」
「常に無駄なく美しく!」
最終確認を終えて、能力を埋め込まれて準備完了した。
「じゃあ、赤ん坊とそのまま……どっち!」
「赤ん坊。中流貴族家系でぉk?」
「OK。じゃあ送るぞ。最初からで意識封印なしOK?」
「ぉk、把握」
「せいっ!」
掛け声と共に開けられた黒い穴に、体が光の粒子となって吸い込まれる。
「またモノポリーしような」
「全部買い占めてやっから覚悟しとけよ」
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