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体育館
泉「なあ、水木…今年は結構人数いるかな?」
子供がおもちゃで遊んでるかのように目を輝かせて言った。
水木「どうだろうな、最低でも二人は強いのが欲しいな。」
体育館のなかは新設高校なだけあって設備が整っている、ボールがバウンドする音やシューズが擦れる音はは広い体育館に響き渡る
菊池「あっ、水木先輩、泉先輩おはようございます!」
水木「よう、氷室、菊地」
今やってきたのは二年生だ、とても優しくいい奴らだ。
菊池「まだ一年きてないんすか?」
泉「そうなんだよ…まさかいないとかは………」
泉が最後まで言いきる前に水木が「それはないから」と否定した
案の定一年が1人来た
「ちわす、バスケ部ですか?俺新入部員なんすけど…」
水木「おお、来たか…紙持ってるか?」
「これですか?」
カバンの中から取り出したのは入部届だった
水木「おう、それそれ………って、お前帰国子女!?」
「まあ……はい」
“向井ケイト“
バスケ歴六年
泉「すごい、本格的だな~」
泉が目を輝かせて言った。
「おはようございます!」
女子生徒が目の前に立っていた
向井「あっ、さっきの…」
向井は女子生徒に目を合わせて呟いた。
氷室「おはよ、今日は少し遅かったな」
「うん、掃除だったからね」
彼女の名前は佐々木小咲、バスケ部のマネージャーだ。
そして佐々木の後に続くようにして一年生達がやってきた。
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