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碧 「はい・・ありがとうございます。うっっ!!」
起き上がろうとして、右腕の激痛に苦悶の表情を浮かべる。
月 「ああ! まだ起き上がってはいけません、貴女は右腕を骨折しているので
すよ? 医師に固定をしてもらったばかりです、当分動かしてはいけません」
そこへたらいに水を並々汲んでよろけながら久遠が入ってきた。
碧が目覚めたのを見定め、慌ててたらいを床に置き、床を水しぶきで濡らして
しまう。
久 「碧! 気付いたのじゃな? 」
月 「これ 久遠。水がこぼれましたよ、きちんと拭くのですよ」
久 「解かっておる! 碧、鬼と戦うのはまだ早いと月讀も言っておったろう?
じゃが 今日の事は わしにも責任が有る、買い物に付いて行ってやれん
かったからの・・・・」
月 「久遠・・・貴方は気にしていたのですね・・・」
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