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「なんか酔ってきちゃったにゃ~」
しばらくしてお茶を飲んだソーマが呟いた。
惜しいけどなんか違ぇ……。何で睡眠導入剤で酔うんだよ(しかも寝ないし)、と平八郎が思っていると、ソーマがこう切り出した。
「ところでセーブはもう済みましたかな?」
「ああ、ちゃんと最後の部屋の前でしたぞ」
とりあえず平八郎も答える。
「ではそろそろやりますか」
ソーマが茶舞台の前から立ち上がる。
「え、何を?」
平八郎はあえて冷たく聞き返す。
「何って、ボス戦に決まってるではないかブル……ペパどんよ」
「お、お前、何でその名前を……!?」
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