序章

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「こんな部隊が必要となる日が来るとはな…」 ようやく部隊の創設までこぎ着けたにも関わらず、オルデンドルフの表情は曇っていた。 できればこのような部隊を作りたくは無かったのが本音だ。 増援が活躍するということは、言い換えれば戦況が悪くなってきているということでもある。 「なるべく活躍しない部隊でありたいものだな。」 しかし、そんなオルデンドルフの希望を裏切るように戦況は次第に悪化する事になる。 ジオンの敗戦まで後3ヶ月の事だった。
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