浪士組、始動

19/19
前へ
/721ページ
次へ
部屋に入ると、近藤さんを一番奥にして、土方さん、山南さん、源さんが座っていた。 「すみません、遅れました?」 「大丈夫だよ。私達も今そろったばかりだ」 僕が代表して声をかけると、山南さんがいつもの笑顔で応答してくれた。 最後に入った凛が辺りを確認し、静かに襖を閉め、僕達はいつもの定位置に座った。 「…さて…話を始めようじゃねぇか」 ずっと腕組みをして何かを考えていた土方さんが顔を上げ、話し始めた。
/721ページ

最初のコメントを投稿しよう!

602人が本棚に入れています
本棚に追加