輝く狩者

4/14
前へ
/14ページ
次へ
私と雷牙は朝食を食べ終えて、学校に行く準備をした。 雷「光?!!行くぞ~!!」 玄関で雷牙が私を呼んでいる。 光「はぁ~い!!今行く!!」 食卓に置いていたカバンを取って、 急いで玄関に向かう。 光「おばさん、行ってきます!!」 雷母「はい、行ってらっしゃい!!」 玄関では雷牙が行く準備万端で待っていた。 光「ごめん、行こ!」 急いで靴をはく。 すると雷牙がドアを開けて、私が出るまで開けたままでいてくれる。 雷「早く出ろ?」 光「ありがとう」 私と雷牙は並んで歩き出した。 雷牙はさり気なく車道側を歩いてくれる。 普段は口が悪かったり、ふざけたりすることもあるけど、 さっきのドアの時もそうだけど、 本当にさり気なく優しいところがあるから、 女子にモテるんだろうなぁ。 学校までは歩いて約20分。 その時間は意外と幸せだった。 "独り"じゃないと感じさせてくれる。 学校まであと少しというところまで来た。 その時………
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加