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私と雷牙は朝食を食べ終えて、学校に行く準備をした。
雷「光?!!行くぞ~!!」
玄関で雷牙が私を呼んでいる。
光「はぁ~い!!今行く!!」
食卓に置いていたカバンを取って、
急いで玄関に向かう。
光「おばさん、行ってきます!!」
雷母「はい、行ってらっしゃい!!」
玄関では雷牙が行く準備万端で待っていた。
光「ごめん、行こ!」
急いで靴をはく。
すると雷牙がドアを開けて、私が出るまで開けたままでいてくれる。
雷「早く出ろ?」
光「ありがとう」
私と雷牙は並んで歩き出した。
雷牙はさり気なく車道側を歩いてくれる。
普段は口が悪かったり、ふざけたりすることもあるけど、
さっきのドアの時もそうだけど、
本当にさり気なく優しいところがあるから、
女子にモテるんだろうなぁ。
学校までは歩いて約20分。
その時間は意外と幸せだった。
"独り"じゃないと感じさせてくれる。
学校まであと少しというところまで来た。
その時………
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