3人が本棚に入れています
本棚に追加
"キーン"
あ……この気配は…………ビーストだ。
学校のあたりから気配を感じる。
朝から戦うのは正直面倒臭いけど、仕方ない。
光「雷牙ごめん!用事あったの思い出した!!ちょっと先行くね!!」
雷「お、おう」
光「ごめんね。また後で!!」
私は適当に理由をつけて、学校へ急いだ。
学校に着くと、何人か登校している姿が見えた。
気配がするのはどうやら屋上のようだ。
私は校舎に入り、階段を駆け上がった。
流石にこれだけ走ると息もあがる。
光「はぁ……はぁ………」
三階に着いた時、誰かに声をかけられた。
?「あれ光??どうしたの?そんな急いで……」
声のする方を見ると、そこには私の親友、奏風歌(かなでふうか)が立っていた。
凄く優しくて、頭も良いけど、少しおっちょこちょいな女の子。
ちょっと癖っ毛のあるショートヘアーが印象的。
光「ちょっとね……」
今は取り敢えず急いでいたので、
それだけ言ってさらに階段を登った。
最初のコメントを投稿しよう!