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この日の夜、眠れるはずもなく俺は考えていた
真弘はいつも隣に居て
それが当たり前で…
真弘が傍に居ない生活なんて考えた事もなかった
アイツが居ないだけで、すげぇ不安な事も
…胸がズキズキ痛む事も
クソッ
女々しい自分に腹が立った
気付け、認めちまえ
気付いた所で何ができる?今の関係を壊すのか?
2つの想いがぶつかり、俺は朝まで考え抜いた
心の中で自分自身に叱咤し、俺は決意した
俺はアイツが、真弘が好きなんだ
俺は真弘に嫌われてでも、この気持ちは貫き通す
いつか、真弘が落ち着いたら好きだと伝えよう
真弘が心から笑える時が来た時に
そう決意し、真弘が居るであろう場所に俺は走った
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