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他の男共は呆気にとられ茫然としていた
その隙に少年は残虐にノックダウンさせていく
俺は見ていて寒気と恐怖を感じた
まぁ、想像に任せる
「に、逃げるぞっ」
男共はフラフラと逃げ帰って行く
なお「すごい…」
いつの間にか隣にはなお達が居た
なお「あれ?あの子泣いてる」
少年は雨にうたれながら立ち尽くしている
こっちからじゃ横顔しか見えない
伊武「何で分かるんだよ」
なお「好きだからそれくらい分かるもんねぇ」
くそっ負けた感パネェ
てかやっぱなおは惚れてたか
弘「行ってみましょうよ」
弘は好奇心まるだしに言ってきた
どうやらまだ惚れてはいないようだ
好奇心だけで良かった
少年に近寄り、声をかける
弘「あの」
少年がこっちを見る
「「///」」
やべぇ
俺となおは心を完璧に持ってかれた
ずっきゅーんって←
泣いてるかどうかは雨のせいで分からなかった
光坩「なに?」
弘「名前なんて言うんですか?」
光坩「…暁」
弘「下は?」
光坩「ひかる」
弘は答えてくれた事に感動し、一層笑顔になった
まぁ俺も答えてくれるとは思わなかったが
弘「歳は?」
光坩「15」
弘「俺より2つ年上ですね」
光坩は困った顔をしながらも質問に答えた
俺と同い年だ
内心喜んでいると
光坩「寒い…」
そう言い横に居たなおを見上げ、抱き着いた
かなりショックだ…
てかなおの野郎、いつの間に傘さしてやってたんだ
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