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そんな中俺は嫌々パーティーに連れていかれ、なおと出会ったんだ
パーティーでは、俺は皆から“ある意味”注目されてたから、なおは俺の事について知っていたのかもしれない
それでも、俺にちょっかいを出してきたりして少しずつ遊ぶようになったんだ
良くイライラした時に喧嘩をしたりして
何のために俺は産まれたんだ?
なんて考えてた時だった
『綺麗な色だね。目の色』
初めて言われた
俺がカラコンって嘘をついたら
『へぇ。じゃあ毎日つけて?俺その目大好き』
光坩にとっては気にもとめてない一言だったかもしれない
けど、俺はその一言に救われたんだ…
俺の存在が初めて認められたような
そんな気がして――
それから俺は光坩に尽くそうと心に決めた
――…
やっぱり、探しに行こう
電話をかけたが光坩はでなかった
おかしい、何かあったのか…?
不安にかられ俺は家を飛び出した
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