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「「……」」
海兎は好きにしてって
言ってくれたからついて来たけど
会話がないぉーorz
だって僕が質問しても
"うん"とか"そう"で素っ気ないんだもん
「…はぁ」
海兎の後ろをノロノロついていく
灰「…ふご!?」
海兎が止まってる事に気づかず、背中に顔面をぶつけてしまった
灰「ウッ、ごめん」
海兎「平気。ここだよ」
海兎の視線の先には、マンション
そして3階までエレベーターで上り、ある部屋の前で止まる
鍵を開け、中に入る
ここが…海兎の部屋かぁ
良くも悪くもない
けど一人で住むには少し広いかなってくらいの大きさだった
海兎「ただいま」
律儀だなぁ
誰もいないのに…
そう、僕は誰もいないとばかり思い込んでたんだ
だから
「おかえりっ」
返事が返って来た事に、僕は仰天した
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