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それから監視する内に、光坩の仲間が裏切る事件が起きた
まぁ僕にとってはどうでも良かったんだけど…
『その裏切ったなおって奴に近づいて。監視は暫く良いから』
僕は海兎が何をたくらんでるのか分からない
けど言う通りにして、なおたんと仲良くなった
どうやってかは、忘れちゃったけど
それから今に至る訳で…
そういえば、光坩に近づいた事もあったなぁ
なおたんが光坩を見たいって言うから
学校忍び込んで、見物したっけ
で、なおたんの為に光坩のアドをゲットしたり
その時は確か…
光坩は裏庭で寝てたからこっそり近付いて
なんか、可愛く見えたんだよねー…
それがまたムカついちゃってキスマーク付けて起きるのを待って
それで初めて喋ったんだ
まぁ起きるまでに寝言で
"なお…っ"
って何回も言ってるの聞いて、何とも言えない気持ちになったけどねー
もち、海兎には報告してないよ!
その日の夜
海兎から連絡があって、光坩をまた監視してって言われてね
キスマーク気付いちゃったみたいで、かなり怒ってたから
なんなら、僕がやったんだよってバラしちゃおうかな
バラしたら、海兎は僕を見てくれるようになるかな?
なんて考えたけど
もし避けられたら嫌だからやめた
海兎が僕だけを見てくれる時は来るのかなぁ?
正直、確証のない未来を信じるのはしんどいなぁ…
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