7つの想い

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~海兎side~ 海兎「恋愛感情じゃない…でしょ?」 光坩「……うん」 どんなに愛しても、光坩は俺を好きになってくれないんだ あくまで育ててくれた親代わりくらいで 母親に捨てられた事がトラウマになってて だからまた“親”が居なくなるのが怖いだけなんだね まぁ諦めるつもりはないし、誰かに渡すつもりもない 俺はそれでも良い、なんて言えるほどできた人でもないから そこで俺はある考えが浮かんだ 海兎「俺、光坩が俺だけを愛してくれるなら側にいるよ」 光坩「え…でも」 海兎「もしそれが嫌なら、俺は光坩を“捨てる”」 知ってる 卑怯な手だってことも 光坩が今なお君の事が好きって気づきはじめてるのも  だからこそ、こんな卑怯な手を使ってでも光坩を俺の物にする 光坩「っ………分かった。だから、捨てないでっ」 海兎「良い子」 頬に手を添え、そっとキスをおとす 海兎「愛してるよ、光坩」 もう二度と離さないから …例え光坩が傷つくとしても .
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