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弘「また光坩さんと遊びたいなー」
あぁ、もうだめだ
ガンッ
ブロック塀に真弘を押し付ける
悠「光坩光坩って…なんでアイツの事ばっかなんだよっ」
真弘の両肩を握る手に力が入る
弘「悠…?」
悠「俺、真弘の事が好きだ」
真弘が目を見開く
悠「だから…俺の事も見てくれ」
目を見つめ、真弘の様子をうかがう
弘「…っぷ、あはは」
何故か俺の一世一代の告白を笑われてしまった
悠「おい…こっちは真剣んっ」
胸元を引っ張られたと思ったら
気付いた時には、俺と真弘の顔が近づいてて
キスをされていた
弘「なーんだ。俺達両想いだったんだ」
悠「は?お前、だって光坩…」
弘「光坩さんは俺の尊敬している人」
え?
弘「悠は、居なきゃいけない大切な人」
俺は自分の耳を疑った
真弘が、俺のことスキ?
弘「俺も悠が好きってこと!気付けバカ!」
真弘は俺に抱きつき、顔を胸に埋める
俺は夢じゃないかと、真弘を強く抱きしめた
空には一番星が輝いていた
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