7つの想い

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なお「怖い事なんかない。それなら僕と一緒に居ればいい」 涙を拭ってくれながらなおが言ってくれた 光坩「でも、海兎がいるから…ごめんね。大好きだったよ」 大好き… もうこれは過去にしなくちゃいけない だから、大好きだった… 脱ぎ捨てられた服を着直してる間、なおは動かなかった けど俺が部屋を出て行こうとすると… ガシ 腕を掴かまれなおが迫ってくる なお「行かないで…っ」 光坩「海兎が待ってるから…」 なお「分かってる…けど、好きなんだ…光坩を失いたくないんだよっ」 グイッ 光坩「ぃっ…」 肩を掴まれベッドに押し倒された 凄い力で押し付けられながら、唇を重ねてくる 荒々しくて、苦しくて涙が流れた 光坩「んっ…やだ、怖いっ…んぅ!」 体に舌を這わせてくるなおを止める術もなく、俺はもがいていた 海兎「光坩から離れろ」 静かに、けどよく通る声が響く 海兎がドアを開いて立っていた なお「やだね。お前には死んでも渡さない」 冷たい目で俺はゾッとした なおのこんな顔、初めてみた 海兎「なら殺してやるよ」 どこから出したのか、海兎はナイフを取り出した
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