7つの想い

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~灰利side~ “光坩の事は僕が忘れさせてあげる” 言っちゃった… 今更ひきようもないけど 僕は海兎の反応をまった 海兎「……光坩は、その子の事が好き?」 光坩「うん、大好き…」 海兎は天井を見上げ、深いため息をついた 海兎「ハァ…雨宮那和。光坩を裏切ったら、殺しに行くから」 無表情になおを見据える なおは、眉根を寄せ、頷いた 光坩「海兎…」 海兎「光坩、幸せになれ。それが俺への恩返し、分かったか?」 光坩「…!うん」 海兎はどんな心境でこんな事を言ったんだろ? 最後に光坩が答えると、悲しそうに海兎は笑った いつでも海兎は、光坩には笑顔を見せる けどいつもは優しい笑顔った なのに今のは… こんな笑顔、見てる方が悲しくなってくる 海兎が部屋を出るのを追って、僕もその場を後にした もう、この2人には会うことがないかもしれない なんだか、少し胸が痛くなった .
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