今日の向こうが崩れる音を聞く
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「ごめんね。母さんと会うの、久しぶりなんだ。…今日はもう行くね」 訝しむ裕司郎の視線を払拭できるくらい普段通りの笑みを、向ける。 見定めるように瞳を細めた裕司郎から逃れてベンチを立ち上がった。 先に背を向けて歩き出した母のあとにつきながら。 最後にもう一度ごめんねと親友に手を振って、公園を出た。
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