暗闇の引力で光の外へ
6/12
読書設定
目次
前へ
/
572ページ
次へ
「原因はお前なんでしょう? 全部失くした私から…連まで奪っていくのね」 胃の中がかき混ぜられたように酸味が喉までせり上がって、ぐっと手のひらで口を覆う。 「そう、全部無くしたの。あの人は連が欲しかっただけ。私の価値などそれだけだったのよ」 「母さん…やめて…」 どろりと黒く粘る母の闇が私の中まで押し寄せる。
/
572ページ
最初のコメントを投稿しよう!
452人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,822(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!