産声をあげたのは命じゃない
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『なぜお前を産んであげたか、忘れたのかしら?』 雨の日に鳴るようになった電話の、それがいちばん最初の会話だった。 どうしてそんな話を突然、電話までして持ち出すのか、言われる前から私は理解した。 母のもとに未だに兄さんが来ないから。 私が『独り占め』しているからだ。
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