産声をあげたのは命じゃない
5/10
読書設定
目次
前へ
/
572ページ
次へ
『ひどい子。あのときの話を、もう一度しなくてはならないのかしら』 身をわきまえない悪い子だと。子供を叱りつけるさながらに、母のため息が聞こえる。 『あの人にとっての価値は家を継ぐ連だけよ。私は愛されてなどいなかった…いいえ、連を産むためだけに愛されていた』 母は、後妻だ。 前妻は父との間で長男に恵まれなかったために離婚させられ、父は今の母と再婚した。
/
572ページ
最初のコメントを投稿しよう!
452人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,822(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!