手を放した。自由になってと。
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「なにか、食べやすいもの作ってくるから。それまで寝ていなさい」 労るように私をひと撫でして、先生が寝室を出て行った。 (しなくてもいい心配をかけさせてしまうな) いつもみんなに。 深みにはまってしまうから考えないようにといつも意識するのだけれど、今はそうできる気力もない。 みんなが優しく気遣ってくれるたびに、感謝と比例して心苦しさが増していく毎日だった。
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