一つになれない、同じ愛なのに

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「連…母さん嬉しいの、ほんとうに」 ベッドに横になった母は幸せそうにこちらを見上げながら囁いた。 寝付くまで傍に居てほしいと言われ、横たわる母を前に椅子に腰かけていた俺は、そんな母に気持ちのこもらない笑みを返す。
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