「さよなら、明伎」

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「連、ぜったいに連絡するんだよ」 「ああ」 「先生、肩震えてる」 「センセは先輩の兄貴みたいなもんだったからな」 「そうさ、寂しくなるに決まってるじゃないか…っ」 ひょっとしたら明伎より先に泣くんじゃないかと思うくらい声を震わせる川上に、その場の全員がひととき苦笑する。
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