「さよなら、明伎」

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どんな約束をして小指を繋ぎ合わせても、右に流れる膨大な時間は、今の自分にとどまろうとする俺とお前を、未来へ押し流していくだろう。 だからどうか流された未来で、行き着く先が繋がるように、 (お前の痛みを持って行くから)   俺の痛みを、お前に預けていく。
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