「おかえり、兄さん」
4/10
読書設定
目次
前へ
/
572ページ
次へ
どうにか絞り出された私の声に、ゆるりとこちらを振り向いた彼は。 「―――ああ、変わったな…大人の女だ」 自分の知らない時間の流れを私に見て、変わった、と切なげに呟いたその声。 私の覚えている声だ。 過去の声がここまで届いてきたみたいに。 「明伎」 昨日まで遠い遠い夢だったそれが、いま目の前にある。
/
572ページ
最初のコメントを投稿しよう!
452人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,822(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!