1話

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それ故に悪魔憑きは、一部の金持ち・有力者に高値で売買されることになる。だから私は今現在、追いかけられている訳です…。そして残念なことに私の体力も限界に近いようです。もう足が言うことを聞かなくなってきました…。  とうとう追いつかれ、手首をつかまれ 「離して!!」  直後に私を掴んだ男が吹き飛んだ。 「え…?」 「ありゃ?なんか蹴とばした?」 誰かがすごい勢いで飛び出してきたようだ。 そこには、少年が一人立っていた。
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