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5分後、この一帯が血の海となりその中央に私と彼の二人だけが、形をとどめていた。
「ふう、抹殺完了…。じゃあな~、もう変な奴に絡まれるんじゃないぞ~」
と、少年が去ろうとしたとき。
「ちょっと!待ちなさい!」
マリアは、叫び。
「お願い、匿っ「いやだ。」
「え?」
「どうして俺があんたを助けなきゃいけない?今のは向こうが、ヤル気だったから対応したまでのこと。これ以降は、俺には関係ない」
「じゃあ、契約するわ!」
「…本気か?悪魔憑きとの契約の意味を分かって言ってるんだろうな?」
「ええ、こんななりでも私も悪魔憑きよ。」
「分かった…。とりあえず、場所を変えよう。ここは、血なまぐさすぎる…」
これが、私と彼との出会いだった。
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