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泣き声を出しているのは
小さな赤ちゃんだった…
捨てられたのだろうか
きっと涙をながしたんだろう
赤ちゃんの涙以外にも
涙のしみがあった
ごめんなさい…ごめんね?ごめん……
いろんな現実が重くのしかかる世界…きっと最終的決断でこの赤ちゃんは捨てられた
それでも
僕は思う…幸せにできないだからさよなら
違う…幸せは
貴方の側にいることで
側にいれたらいい
赤ちゃんを見ていたら
僕の瞳には涙がでた
「寂しいよね…一人ぼっちは寂しいよね…大丈夫だ僕がみんなのもとに…」
赤ちゃんは泣くだろう
僕をみて怖がって
アルトはカマを振り上げた
その勢いに涙が赤ちゃんに落ちる…
「きゃはは…」
赤ちゃんが笑った…
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