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(以前のままなんだね‥!?)
「あ~
お前の荷物は無くなったけどな‥!?
記憶が無かった時も、何だかここで生活するのが辛くて‥ずっと実家に帰ってた。
でも‥少しづつ、お前の事が思いだされて‥
お前に逢いたくなったら、必ずここへ来ていた。」
(私に逢いたくなったら‥?
ここへ来ても‥思い出だけしかないじゃない‥!?)
「いや‥!!」
そう言い、一樹さんは寝室のドアを開けた。
暗い部屋に灯りをつけ‥ベットに腰掛ける一樹さんは‥じっと壁を見ていた。
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