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すると…
「声がすると思ったら、まだいたのか…」
父さんが俺達の声に気づいて、部屋の奥から出てきた
「あ。父さ…」
「うおぉぉ!輝羅!どうしたんだ!何なんだ、その額の怪我わぁ!」
えっ。ちょっ。落ち着こうよ、父さん…
俺はただ…
「転んだだけ」
ウインクして父さんを見てると…
「「なんで、そこでウインクすんだよ!?」」
父さんと朔夜の声がハモる。
「お前、結構なスピードで歩いてたから、転んだ時、絶対痛かっただろ!?」
「何!?そうなのか!?」
朔夜と父さんは2人で話始めたら止まらない
何故かは知らないが、俺達が小さい頃からそうだった。
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