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なのに、なんでだ?
何者かの邪魔が入り、隕石は地球の方向へと飛んでいく
ヤバイ!!このままだと、このデカイ隕石が地球にぶち当たる!!
流し屋のルール、第1条!!
地球に隕石は流さない!!
俺は覚悟を決めて、隕石にぶち当たった
隕石は軌道を変える
俺は、身体が動かずに力なく、どこかの惑星へ飛んでいく
あぁ…。俺、どこかに飛ばされてんだ
ってか、死ぬじゃん…
だって惑星の大気圏突入の時は炎上するって聞いたことがある
それに、昔から父さん達に言われていた
『流星以外の惑星には落ちるなよ。特に地球に落ちると、誰も助けに行けねぇからな』
これが、本当の事なのかは分からない
でも本当の事だったら…朔夜も駆も助けに来ることはないかもしれない
じゃ…朔夜とも駆とも、お別れか……
じゃぁな、父さん・朔夜・駆…
…もっと一緒に居たかった
離れたくなんかなかった……
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