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店内奥のファイトテーブルに集められた、Q4+α。
いわゆる『お誕生日席』には、今回彼らを呼び出した張本人、三和が座っていた。
三和「TRPGと言えばー!!」
カムイ「スカーフェイス刑事とインスマス顔の探偵の暴走劇ー!!」
ミサキ「自称世界一の探偵がロールする天才詐欺師と元探偵と刑事とウザカワ女子高生のループ物」
アイチ「えっと、学校に閉じ込められた高校生達が、ヒキガエルの化け物や骸骨と戦いながらも謎を解き明かしていく……?」
レン「アルマゲドン帰りのダイナマイト弁護士とエクスカリバール、そして出した物が全て消し炭になってそうなクリーニング店」
櫂「おい、一番最後」
レン「おや、違いますか?」
櫂「間違ってはいないがそれは出すな」
三和「うーん、みんなクトゥルフ神話TRPGばっかだな。まぁ確かにあれは有名だけどよー」
櫂「というかリプレイばかりだろ」
三和「まぁ、リプレイを見てるだけいいけどな。全く知らないよりは」
ミサキ「……茶番はいいから。呼び出した理由を教えなよ」
三和「茶番って…ねーちゃんもノッてたくせに」
カムイ「なんだよ、クトゥルフ神話TRPGでもやるのか?」
三和「いやいやまさか。さすがにあれは手がだせねぇよ。中の人的な意味でも」
アイチ「(中の人…?)じゃあ、なにを…?」
三和「アリアンロッド2Eをやるぞー!!」
「「「「え?」」」」
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