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愛ってわからない。
でも、恭夜が一つだけわかる感情がある。
それは、俺の心を壊したお前達裕福層の支配者たちが……
ーーーー憎いーーーーー。
憎しみを持って、アーリィを睨み付けた。
憎しみに燃える目が、獰猛かつ美しく彼を飾り立てているとは恭夜は思ってもいなかった。
獣に魅入られたアーリィは、恭夜の中に熱い欲望を注ぎ込んだ。
恭夜の心は愛も恋も知らない。故に何も感じない。
あぁ。今日も疲れたなぁ…
こうして日は暮れてゆく。
ーーーー愛って何ですか？
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