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そんな時陸は翔太たちから遠く離れた中学校へ入学していた。
おとなしい陸は自分の席につくとずっと黙っていた
「おはよう!これからよろしくな!」
前の席から声が飛んできた
「あ、うんよろしくね」
「もっと元気だせよ、俺は優太。」
「ぼ、僕は陸です」
「ハハハ、普通にタメ語でいいよ!」
かなり明るい性格な優太
陸とはほぼ真逆だろう
まだ隣の席の女子が来ていない
そんなこと気にせずに前の席の優太と慣れないながらも会話していた。
ガラガラ
「おはよう~。これから1年間このクラスの担任になる大原翔太です。よろしくな」
「(翔太...怒ってるかな...)」
「....ぉぃ...おい...おい!」
「あ、なに?」
「大丈夫?めっちゃ↓下向いてたけど?」
「大丈夫だよ」
何も言わずに去った陸
悪いと分かっていながらも怖くて言えだせずに姿を消した
朝のHRも進んでいる時に
「おはようございます!遅れてスイマセン!」
一人の女子が入ってきた
おそらく隣の人かな?と陸は思いながら女子が歩いてきて、案の定隣に座った
「井上朱里ですよろしくね!」
「あ、野原陸ですよろしく」
「プッ...野原ってきたら〇〇ちゃんでしょ~」
「あ...ごめん」
「アハハ、ガチで謝らんといて~」
ん?言葉がこの地方と少し違う?
思ったが言わなかった
新天地での出会い
この出会いは陸にとって今後、どのように影響するのだろうか___
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