プロローグ……

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スツーカは搭載された火砲を駆使し 対空火砲に打撃を与え 敵の司令部に爆撃を敢行する 「バカな! スツーカ一機では無茶だ!」 男性は対空火砲の弾幕を被弾しながらも上昇するスツーカを援護すべく弾薬の尽きた機体でスツーカの下を地面スレスレに飛行し 対空火砲の妨害を試みる (ウゥゥ~!) そしてついに爆撃の時が到来する ダイブブレーキにより垂直に急降下するスツーカ そして、搭載された強力な爆弾が敵司令部へと投下された 『ブゥーン………ガガァーン!!』 「やった!」 司令部への爆撃が成功し、爆炎が辺りを包んだ 男性は撤退する敵軍を後目に上昇すると 被弾しながらも危なげなく飛び続けるスツーカに無線を開いた 「こちらレッドイーグル、貴殿の奮闘に感謝する 貴殿を騎士鉄十字勲章に推薦したい」 『……』 「応答せよ……無線の故障か?」 男性はしばらくして発光信号を送るべくスツーカに接近した
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