プロローグ~あの日の事故~

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***** 私、藍川杏奈は大学に通う21歳だ。 私の生活は、就活中心で周っている。 「暑っ......」 太陽がジリジリと、私を照らしている。 「ヤバい!!早くしないと間に合わない!!」 今日は、私の本命の企業の面接が控えている。遅刻なんて許されない。 とにかく走った。 「時......間......」 私は時計を確認する。 コチ、コチ、コチ....... 針は休むことなく動き続ける。 「......さいあく」 私は、時間が止まればいいのに、と思った。 (あっ!タクシー!!) 少し先に、タクシーが止まっているのを見つけた。
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