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それでも無言で出ていこうとする武俊に 「さっきの人とどんな関係?」 口から出てハッとした。 きっと、「何もない。」そう言ってくれると思っていた。 「美咲か?あいつとは深い仲だ。お前よりいい女だ。」 カッとなってクッションを投げつけた。 クッションはドアに当たり静かに落ちた。 「もう浮気する気!?信じられない!!」 「お前じゃあ、もの足りない。」 そう言うと部屋を出ていった。
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