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…………
二人しかいねぇ部屋で、俺と男は固まっていた
ってか、ニラみ合ってたって感じか?
見つめ合うとかは断じてない
俺がそれをするのは亜夢と…っ、………亜夢だけだ!!
なかなか喋らねえ男…
そんな男を見て俺は喋らねえことに何故かプライドを持ってしまい、頑固として俺から喋らねえと今決めた
……あ、コイツってアレか、中村呉羽っつー男か
ソレに俺がきづいたときに、多分中村は口を開いた
「…なあ、橋本って如月のこと好きなのか?」
「…あ゛ぁ!?」
何言ってんだコイツ…
「俺が好きなのは亜夢だ」
こんな今更なこと
愁はもう諦めたんだよ
俺が中村の顔を見ながらそういうと、中村は明らかにホッとした顔をした
…なんだよ…もう…イラつくなあ…
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