空色

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“傘、無いんだったら…使う?” そう言われて差し出された、 空色の傘。 「あ、あの…」 突然のことに思わず受け取ってしまって困った。 彼はそのまま、明日返してくれればいい、と言って雨の中を走って行ってしまった。
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