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某日某曜日。 その日の事務室には異様な空気が流れていた。 無言で仕事をしている黒と白の二人。 サブウェイマスターのノボリ、同じくクダリによって醸し出される空気にその場にいたトトメスとクラウドはビクビクとしていた。 「な、なぁ…トトメス」 「なんですか?……クラウドさん」 「あの人らのオーラがハンパなく黒く見えるんはわいだけか?」 「大丈夫ですよクラウドさん。僕にも黒く見えますから」 「何やあの二人…喧嘩でもしてるんか?」 「おそ……」 トトメスが応えるのを遮るかのようにクダリが八つ当たりともいえるような大きな音を立て、立ち上がる。 「僕、ダブルトレインに行ってくる」 そう告げると、事務室を出て行った。 扉が閉まる。深いため息。
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