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「ありがとう御座います。では、ボス…お疲れ様でした。……クラウドさん、俺の家に行きましょう。」
「お、おう。……ボス、お先に失礼します。………あ、ボス、さっきの質問ですけど答えは……痛いです。でも、お互い愛してるならそんなん気になりまへんから…勇気出してください。」
「……は、はい。ありがとうごさます。」
ノボリは先に行ってしまったトトメスの後を追いかけ、事務室を出るクラウドの姿を見送った。
そして、ノボリは
「(クラウド様は丁寧に質問に答えてくださりましたが私たちの色恋沙汰よりもクラウド様の色恋沙汰の方がよっぽどごちゃごちゃしているのでは…まさに、泥沼?)」
と、自分が悩んでいたことがあまりにもどうでも良いことだったんだ思えた。
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