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数分車を飛ばし、トトメスの住むマンションに着いた。
玄関で家に上がるのを躊躇していたクラウドは突然、トトメスに担がれる。
「うわぁっ!!あ、あほぅ!降ろせ!」
「黙ってください。近所の方に迷惑が掛かりますから。」
「ッ………。」
そして、寝室へと連れて行かれ、ベットの上に落とされた。
一体トトメスのどこに30過ぎたオッサンを軽々と担ぐ力があるのか不思議だ。部屋の電気を点ける。
明るくなったその部屋は、綺麗に整っており、流石トトメスの部屋だと思わせる空間だ。
クラウドも初めてこの家に来た時は驚いていた。
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