プロローグ

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君を見つけたのはいつだっただろう。 君と話したのはいつだっただろう。 君を好きになったのはいつだっただろう。 あの頃の私がもう少しだけ臆病でなければ、 どうなっていたのだろうか。 考えてもムダだってことぐらい分かっているけれど。 いつまでもこの想いに鍵がかけられない私。 でも、前に進まなきゃいけないから。 何も変わらないままだから。 「もう、いいよね」 つぶやくように心の中でそう唱えて鍵をかけた。 そして二度見つからないように心の奥にかくすようにしまった。image=451926362.jpg
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