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君を見つけたのはいつだっただろう。
君と話したのはいつだっただろう。
君を好きになったのはいつだっただろう。
あの頃の私がもう少しだけ臆病でなければ、
どうなっていたのだろうか。
考えてもムダだってことぐらい分かっているけれど。
いつまでもこの想いに鍵がかけられない私。
でも、前に進まなきゃいけないから。
何も変わらないままだから。
「もう、いいよね」
つぶやくように心の中でそう唱えて鍵をかけた。
そして二度見つからないように心の奥にかくすようにしまった。
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