1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
「それにしても腹へったな…」
あれからしばらく歩いてみたが森が深くなるばかりで、人のいる気配が全くない。そればかりかどんどん森は深くなっていく。
サバイバルの知識があれば植物やら木の実やらをなんとかして食べられるんだろうけど、あいにくオレにはそんな知識はない。
「はぁ~どうしたもんかな…ってん?」
困り果てていたときに目の前にあった物が目に止まった。
「パ、パイナップルが生えている…だと…!?」
なんでこんな所に生えているかわからないが、かなり大きく孰していて、めちゃめちゃ旨そうだ。
それにしてもパイナップルってこんな所に生えるもんなのか?日本だよなここ?
…まぁいっか!
オレは食うぞ◯◯ータ!
「さて…根元切ればいいのかな?でもさすがに素手じゃキツイよな。おっいい石あんじゃん」
オレは近くに置いてあった岩を拾い上げサボテンの根元目掛けて振り下ろした。
「オラァ!!」
「ブヒィィィ!!」
えっ…ブヒー?
最初のコメントを投稿しよう!