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ザザァーと流れる海
日が暮れ海ほたるが輝く
満月が輝き人々は家に帰る
そんな中一人の青年が
海ほたるを見に来た
彼の名前は信五
町一番の美男子で有名だ
紫「今夜も綺麗やなぁ…」
少し切なそうに見つめ
空を見上げた
紫「………母さん…見てるか?
綺麗やろ…?」
信五は幼い頃に母を亡くした
海で遊んでいた信五は溺れ母は信五助けたが
そのまま自分が帰らぬ人となったのだ
紫「母、さん……」
涙を目にためると光の玉のようなものが信五の傍にゆっくりと落ちてきた
紫「……?」
光の玉は輝きをなくす傷だらけな男が現れた
紫「あっ!」
信五は男に近づいた
紫「なぁ!君!」
黒「……」
紫「なぁ!なぁってば!」
黒「………ん…」
紫「君、大丈夫?」
黒「……?」
紫「ちょっと俺ん家来てや」
黒「……(頷く」
男は何も話さず信五についていった
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