第二章

64/76
前へ
/985ページ
次へ
だが、背中に突き刺さるオーラはまだ後ろから感じる。 ・・・なんで~・・・。前も後ろも・・・・。 「俺はいつだって落ち着いてますよ?  それよりなんか暑くないですか?  ラウさんも暑いですよね?そうですよね?  少し頭の方を風通し良くしたらいいと思うんです。  どうですか?」 「いや~。おかしいなぁ。もうすぐ冬なのになぁ~。  俺は肌寒いどころじゃないぞ~。  とにかく銃おろそうか、スニーズ。」 いつも無口なスニーズがものすごい勢いで言葉を発している。 それも無表情で。 ラウは後ずさりしつつ手をあげスニーズをなだめている。
/985ページ

最初のコメントを投稿しよう!

59人が本棚に入れています
本棚に追加