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ネネ「さ、この魔方陣に乗って」
サオ「これは?」
ネネ「キメラ制作用の強制合成魔方陣だよ。
サオちゃんが乗ってる方にはベースになる生物を乗せるんだよ」
サオ「うー…、よくわかんない」
ネネ「つまりサオちゃんに色んな生物を合成する為の魔方陣だよ」
サオ「それならなんとなくわかるかも…」
つまり前のパパの所みたいなやつを魔法の力でやるってことかな?
ネネ「じゃあ早速やっちゃうよ。
準備はいい?」
ネネが他の魔方陣の上にいっぱい何かを乗せる。
サオ「いいよ♪」
ネネ「それっ」
足元の魔方陣が怪しく光って魔方陣の上に乗っていたいっぱいのが一瞬で消える。
サオ「……?…ガッ!!?」
次の瞬間身体中が痛みだして肉が膨らんでは引っ込んでという奇怪な事が身体中で起こる。
背中が熱くなったと思ったら着ていたボロ布の背中の部分が弾けて、背中から白い天使の羽や蝙蝠の様な羽、ドラゴンの翼みたいなものも生えてくる。
爪は鋭く伸びて牙が生え、腕から赤黒い触手なんかも生えてくる。
気が付くと牙以外は全て元の人型に戻っていた。
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