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町から離れた小さな村
その入り口に一人の男性と小さな女の子が立っていた。
「ししょ~~。今日はここですかぁ。こんなところで平気ですか?」
それに男性は胸を張りながら答える。
「おう!今回は暫くここに滞在する。隣町まで半分くらいの距離だし、何よりここにしろと俺の勘が訴えている!!!」
少女はあからさまに嫌そうな雰囲気を出している。
「なんだ、信じられないのか?」
「当たり前じゃないですか!この前道に迷った時は『こっちだ』とか抜かして3日もさまよって、あげくの果てには魔物の巣に着きギルドの人に助けてもらうなんて!」
「わーった。わかった。そんな怒るなよ。」
「何ですかその言いぐさは!まったく師匠はブツブツ………」
入り口で騒いでいると村の中から一人の老人が出てきた。
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