幼なじみを抜け出そう

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「はい、これ」 まこの手には、かわいくラッピングされた 小さな箱があった 「ありがとう(^-^)」 そう言って受け取った。 少しまこの手が触れた。 たったそれだけなのに、 心臓はありえないくらい鼓動をうっている…// そんな俺の気もしらないでまこは、無邪気な笑顔で話しだした。 「ねぇ、涼介?」 「…なに?」 「涼介って好きな人いないの?」 『…お前だよ』 なんて絶対に言えないからな…(-ロ-;) 「いっいねぇよ…。」 「そっか…もったいないなぁ、もてるのに」 なんでだろう…。 一瞬だけ、少しだけ まこの顔が曇った気がしたんだ。
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